コープの安全性を主婦の立場からチェック!食品添加物は大丈夫?

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コープと言えば商品を自宅玄関先までお届けしてくれたり、調理が簡単な冷凍食品がたくさんあって「便利」というイメージが強いのですが、もうひとつ忘れていけないのは食品の「安全性」にこだわっていることです。

特に家族の食事を任されているママにとって、経済的にやりくりするのはもちろんですが、健康管理はそれ以上に気を遣うところでしょう。

コープの食材宅配で取り扱う食品の衛生面や原料、食品添加物など、何にこだわり安全性を確保しているのか、コープ利用歴20年余の私が解説します。

3つの段階における安全性への取り組み

そもそもコープの始まりは、品質の良い食品を消費者が共同して仕入れることから始まった生活協同組合です。

「安さ」や「便利さ」だけではなく、質の高い商品や安全性を確保した食品をお届けすることを設立当初から最優先にしています。

中でも、戦後の経済復興の中で当たり前に使用されていた食品添加物の安全性に対して疑問を抱き、不要なものを排除してきました。

現在、大手チェーンストアでも商品の安全性やこだわりを強めているのもしかり、市販品の商品でも食品添加物を減らす流れを作ってきたのもコープの活動があってこそだと私は思います。

便利さばかりが取り沙汰されていますが、本来コープは食品の安全性において、業界でも一歩先を歩んできた存在なんです。

そのこだわりは多岐にわたりますが、「商品の開発」段階、「商品の製造」段階、「商品のお届け」段階の3つに分けて考えると判りやすいですよ。

安全性の3つの段階

  1. 商品の材料や原料へのこだわり
  2. 商品開発や製造工程へのこだわり
  3. 品質を維持するためのこだわり

製造からお届けまで安心

コープが商品を開発するにあたり、利用者(組合員)の暮らしの役に立てることをモットーに、声やモニターを活かしています。

それは原料や食品添加物へのこだわりに繋がっていて、独自の添加物使用基準も持っています。

完全無添加ではないのですが、「使用しないで済む添加物は極力省いている」そうです。

また、信頼の置けるメーカーとの協力関係において、衛生的で品質管理の行き届いた工場で商品は製造されます。

こうして完成した商品はコープの食材宅配サービスで構築されたコールドチェーンによって、冷凍商品でも品質を損なうことなく自宅玄関まで届けられます。

製造から手元に届くまで常に安全性と品質を保っているのです。

コールドチェーンとは?


コールドチェーンは生鮮食品などを生産、輸送の家庭で途切れることなく低温に保つ物流方式です。
判りやすく言うと、収穫や製造後に冷たいものは冷たいまま、凍ったものは凍ったまま消費者の手元に届けることです。

コープの安全性に関する口コミ

以上は私が考える(感じる)コープがこだわっている安全性ですが、一般的にはコープに対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。

口コミも調べてみました。


ひめ驚左

えっ? コープって便利が売りの食材宅配屋さんだと思ってた。


ぱる真右

子育てママってみんないろいろ調べているんだねぇ。
確かに商品の安全性は気になる!


エリ右

コープや生協をただの食材宅配屋さんとして利用するのは勿体ないわよ。
知れば知るほど食品にこだわっていること、判ると思うわ。



\ 安全性で選ぶなら断然パル! /

口コミから、コープの食材宅配サービスを使って実際に良さを感じている人は「便利さ」だけじゃなく、「安全性」にも魅力を感じていることが判りますね。

ちなみにコープの離乳食がかなり便利と評判高いんですが、その安全性も相当のものです。

離乳食づくりに苦労している方は、コープの離乳食「きらきらステップ」を利用するだけでも会員になる価値があります!

食品添加物は独自の使用基準がある

写真のようなカラフルな食材、結構見かけますよね。

子どもが好きな氷菓キャンディ(棒アイス)のカラフルな色、輸入チョコレートのどぎつい色、そしてカレーのお供で定番の真っ赤な福神漬け、すべて人工着色料を使用しています。

一方、写真をもう一度良く見て欲しいのですが、カラフルな食品のとなりには、色味の悪いものが並べてあります。

実はコープの商品です。

見た目だけなら明らかに色鮮やかなものが勝っていて、コープのは正直食欲がわかない地味な色味です。

でも、コープの福神漬けの地味な色合いこそ、食品添加物のひとつである人工着色料を使用していない食品そのものの色なんです。

勘違いしないで欲しいのは、人工着色料などの食品添加物を食べたら直ちに人体に大きな悪影響を及ぼすと言うことではありません。

コープのスタンスは、食品添加物を使用しなくても食品の美味しさと品質を保つ上で必要がないと判断できるものは使わないと言うことです。

もちろん、完全無添加ではないので、商品の品質や価値を実現する上で食品添加物を使った方が消費者にとってメリットが大きいと判断される場合は、使用する食品添加物の安全性を確認して必要最低限で使用しているそうです。

コープの添加物基準とは?

詳しくは日本生協連のサイトを確認すれば判りますが、発がん性物質と考えられるものや、安全性を立証するデータがなく不安があるものを「不使用添加物」と区分して、該当する食品添加物を使用している商品の開発はもちろん、コープのお店や食材宅配サービスでの取り扱いはやっていないそうです。

また、不使用ではないが、安全性が懸念される物質や、まだ調査の余地が残っているものは「使用制限添加物」として位置づけ、使用できる食品の対象や使用量の制限を設けているそうです。

食品添加物って素人ではその安全性を判断するのが難しいので、コープがきちんと使用を管理していれば私たち主婦は安心です。

ちなみに、不使用添加物の中には、着色料で使用される「食用赤色104号」などが該当していて、実はこの物質を使用している食品は一般のスーパーで時々見かけることがあります。

食品はきちんと使用原材料や添加物を商品の一括表示を見て確認したいですね

生産者と交流できる産直商品が安心

コープで取り扱っている農産物や畜産物には特徴があって、まず一般のスーパーで取り扱っているような国産や外国産の野菜や畜産物、そしてコープが安全性にこだわっている「産直商品」があります。

コープの「産直」は道の駅などの産地直売所でも見られる産地直送野菜の意味ではなく、産地と繋がっている産地直結型の農作物です。

つまり、農作物を育てるにあたり、生産者と栽培方法や農薬の使用基準を取り決めし、誰がどのように育てているか明確な農産物なんです。

そして、さらに素晴らしいのは生産者と交流ができることです。

交流とは収穫体験だけに留まらず、実際に産地に行って栽培の作業風景を確認したり、質問や要望などをぶつけることができるんです。

自分たちが安心して食べる事ができる食材を生産者と一緒に育て支え合っていくという活動はコープでしかやっていません。

農産物だけじゃなく畜産物も安心

「産直商品」は野菜だけではありません。

毎日食卓に上る豚肉や鶏肉、牛肉などの畜産物も飼育方法や飼料などにこだわり、安全なお肉を作る努力に余念がありません。

農作物と同様に、誰がどんな餌を使ってどのように育てているかが明確で、可能な限り抗生物質投与の回数を減らし、安全な餌と衛生的な宿舎の中でストレスなく飼育することに努めているそうです。

家畜の病気予防には避けて通れない抗生物質の使用はなるべく少ない方が安心です。

家族には安心して調理して与えられる野菜やお肉が欲しいママにとって、産直商品は心強い味方になるでしょう。

不良品は徹底した原因究明と改善を行う

安全性に考慮して、万全な管理と設備で製造されたはずの商品にも、ごくたまに不良品が発生してしまいます。

私も過去に商品への異物混入(髪の毛でした)がありましたが、コープへ苦情を申し立てたところ、現物を預かって専門機関での調査から、今後の対策まで丁寧な回答をもらいました。

苦情や不良をそのままにしない、真摯に利用者に向き合ってくれる姿勢には、「生協って対応も素晴らしいな」と思ったことがあります。

何年か前に大きなニュースとなった「中国の餃子事件」は衝撃でしたが、その後コープではこれまでの信頼関係を前提にした商品製造委託を一歩前進させて、悪意のある従業員への対策も含めて食品製造における安全性の仕組みを再構築したそうです。

起こってしまった食品事故は帳消しにはできませんが、世間の批判にさらされながら愚直に食品の安全性を追求する姿勢には共感が持てませんか?

業界トップレベルの検査体制

コープでは商品の品質や安全性を保つために、独自の商品検査室をもっています(地域のコープや生協で異なります)。

商品を無作為に抜き取って微生物検査を行ったり、農産物の農薬などの残留検査、農産物のDNA検査、そして東日本大震災以降からは放射能検査にも力を入れています。

全国のコープを束ねている日本生協連では、日本でもトップレベルの商品検査センターを持っており、多岐にわたる検査を行っています。

日本生協連の検査項目

  • 微生物検査
  • 食品添加物検査
  • 残留農薬検査
  • アレルギー物質検査
  • 放射性物質検査
  • 栄養成分検査
  • 動物用医薬品検査
  • 遺伝子検査
  • 産地判別検査
  • においの検査

コープの放射能検査

東日本大震災は、東北だけの問題ではなく、放射性物質の飛散による食品への不安が全国を苦しめました。

コープでは最先端の設備を備え、リスクが高い産地の食材を中心に検査を行い、安全性を確認しているそうです。

併せて全国のコープと連携してコープの利用者の実際の食事の一部を提供してもらい、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」も実施しています。

詳しくは日本生協連コープ商品の放射性物質の自主検査についてから確認できます。

\ 安全性にこだわった生協! /

全国コープの中でも安全性と品質に関する取り組みはトップレベルにあるのが、関東を中心に展開している「パルシステム」です。

パルシステムの品質管理について

まとめ:コープで食品の安全性が手に入る

コープが便利な食材宅配サービスだと思っていた方には新鮮なイメージを持って頂けたのではないでしょうか。

私がコープの利用を始めた20年前は今ほど便利なサービスではなく、WEBカタログなんてなかったし、商品の受け取りも決まった時間と場所へグループを作って受け取るというものでした。

それでもコープに魅力を感じていたのは、他のスーパーと比較して商品の品質と安全性に関して頭ひとつ抜きん出ていたからに他なりません。

家族、特に小さな我が子に与える食品は安全なものが良い、それはすべての母親の願いでもあります。

あれから20年の時が経ち、安全性やこだわりにおいてコープと肩を並べる大手スーパーや食材宅配サービス、コープ以上にこだわっているサービスも登場しました。

それでも私がコープに信頼を寄せるのは、利用者の声に耳を傾け、できるだけ多くの人が商品を利用できるように、安全性と価格のバランス感覚を大切にしているところです。

商品にこだわればこだわるほどコストが掛かり、それは価格へと跳ね返ります。

一部の裕福な人しか利用できない高額な商品やサービスでは、すべての子育て世代のママさんに優しいとは言えませんよね。

コープの商品は高いと聞いた、コープの商品は実は安全でないなど、いろんな声も聞こえてきますが、20年利用する私はコープの商品に対するこだわりや品質、安全性に対する取り組みに満足しています。

根拠のない噂を信じるのではなく、まずはあなたも自分の目と口で確かめてみてはいかがでしょうか。

\ 買い物めんどくさい! /